【skeb】淫妖蟲 香山水依 ナイトメアに触手凌辱される

skebで小説を挿絵をセットで御依頼いただきました。

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「美琴ちゃん……、ヤマトちゃん……」

 今、私がいるのは、まるで人間の腸内の様な異空間だ。
 ブヨブヨの肉で覆われた洞窟になっている。そこに私を含め三人が囚われていた。

 「自分は退魔屋本舗の退魔師だ」と語っていた白鳥深琴。本人の願いで私は深琴ちゃんと呼んでいる。
 彼女は妖魔達の私に見せつける様に行われた凌辱のせいで、触手で形作られた肉の床に倒れている。
 そのつややかな赤髪のポニーテールは乱れに乱れ、辺りに広がっていた。
 意識を失っているが、わずかに上下する胸部が生存を伝えている。

 そして橘木ヤマト、私が密かに思いを寄せていた幼馴染。ヤマトちゃん。
 小さい頃に離ればなれになって以来、連絡を取ることができなかったが、彼が深琴の同僚としてこの学園に来たことで再会し幼い頃に抱いていた恋心を思い出した。
 その彼も妖魔の最初の一撃で意識を刈り取られ、両手両足を肉壁に埋め込まれるように拘束されていた。
 
 そして私、「香山水依」は何本もの触手に絡みつかれ、身動きを封じられている。
 私は両手を小さく折り曲げてその引っ張る力に抵抗した。しかし触手はそれを面白がるように力を入れたり抜いたりして遊んでいる。
 両足には太くコブのついた触腕が巻き付き、大きくM字に開かせられた。

 ビリィィッ!!

「きゃあああああっ」

 私は濃い色のストッキングを履いていたが、その股間の部分が破かれてしまった。
 そして白い飾り気のないショーツが露わになっている。

(恥ずかしいよぅ……)

 このような扇情的な格好を見せる相手も……いずれヤマトちゃんには見せてもいいと思っているけれど、今まではいなかった。
 触手の表面がボコボコと波打つと、最初は小さな腫瘍のようなイボだったものが成長し細長い触手となって伸びて来た。
 そのイソギンチャクのような触腕たちは、ゆっくりと下半身に近づいて来る。

「い、いやぁ、怖いぃ」

 クリックリッ、シュッ、シュッ。
 ショーツの上から触手が陰核に巻き付き擦り上げる。

「きゃうっ」

 感じたことの無い強烈な刺激に、体に電気が走ったようになった私は体をのけぞらせる。
 ビクビクッ。
 ほんのりとショーツに染みができてくる。

 (何これ、こんなの知らないよぉ)

 腰の奥がジンジンと痺れて何かが湧き出てくる。
 第二次性徴の後に何度かそういう気分になった事があるが、このような強烈な快楽を感じた事はなかった。
 それは妖魔の瘴気のせいなのだがその時の私は知るよしもなかった。

「や、やめてぇ」

 これから私の身に起こるであろう出来事を思って恐怖で歯がガチガチと鳴る。
 深琴の凌辱されたシーンが脳裏にフラッシュバックする。

「怖い、怖いよおぉ。悪い夢なら醒めて・・・。ふゃうっ」

 ショーツの上からだけでは我慢できなくなったのか腹の方からスルスルとその内側に入り込んでくる。

「だめぇ、入ってこないでぇ」

 にちゃっ、チュプっ、しちゃっ。
 陰核を守護していた皮を剥かれ、直にピンク色の芯を擦り上げられる。
 そしてその下にある尿道に極細の触手が入り込んできた。

「そこは、おしっこの穴だからはいらないよぉ」

 強烈な残尿感に思わず腹部に力をいれ、押し出そうとしてしまう。

「だめえっ、出ちゃうっ」

 だがしかし、私の排泄物が漏れ出すことはなかった。

「え?どうして・・・」

 尿道に潜り込んだ触手の表面に空いた穴が、吐き出されようとしていた噴水をごくごくと漏らさず飲んでいたのだった。

「嘘、飲んでいるの?」

 飲尿されているという恥ずかしさと、むず痒い感覚に頭が混乱する。
 しかし、その間にも陰核は絶え間なく刺激を与えられ、その間隔はどんどん狭まっていた。

「ひあっ、あっ、あっあっ、ああっ、あっ、あっ、あっ、ああああっ、あぐぅぅぅうぅうぅぅぅっ!!」

 追い立てられるように何かを上り詰めた私はついに絶頂を迎えてしまった。
 目の奥にバチバチと火花がちる。
 一瞬、宇宙の中を漂う星々を見た気がした。
 背骨が折れそうなほど上半身がのけぞる。

(これがイクって言うことなの……?)

 私はあまりエッチな事に興味を持ってこなかったが、下ネタ好きな女子クラスメイトに無理やり見せられた週刊誌で、”イク”ということに対して知識を持っていた。
 でも、こんなにすごいものとは思っていなかった。

「ハア、ハア、ハア」

 頭の中に甘く痺れる何かを流し込まれたようで、体が脱力する。
 恥ずかしさと気持ち悪さで涙が止め処なく流れてきた。

 更に壁から生えてきた触手が鎌首を持ち上げて、その涙をべろんと舐め取った。

「きゃあっ、く、臭い」

 私の涙を吸った触手はその表面に滲み出た粘液を私の鼻下に塗りつけた。
 日をおいた生ゴミのような強烈な悪臭がする。
 しかしその臭気は嗅覚神経から伝わって脳へと達する。
 そして何か大事な部分を書き換えられてしまった気がした。

「あっ、ああっ、あっ」

 徐々に私は強烈な悪臭を甘ったるい匂いと誤認するようになっていた。
 体がガクガクと震え、心臓は早鐘のように鳴り響き、膣穴がキュウキュウと収縮した。

「我の淫気にここまで馴染むとは、いやらしい体を持っていたものだな」

「だ、だれ?」

 異空間の天井近く、そこに異形をした半馬半人の化け物が浮かんでいた。
 頭部は馬貌、脚部は蹄を付けた獣の足、上半身は筋骨隆々の人体で局部にはまさに馬並みの巨大な男根が屹立していた。

「あなたはたしか、ナイトメア……」

 深琴ちゃんとヤマトちゃんが春秋学園に来た最初の目的は、学園で噂になっていた幽霊騒ぎを解決しに来ていたのだ。
 しかし、その事件の黒幕は強力な妖魔、夢魔ナイトメアだった。
 生徒会長の御影さんを操って復活に必要な人間の気を集めていたらしい。

 深琴ちゃんとヤマトちゃんが蘇りの魔法陣を壊そうとしたけれどタッチの差で間に合わず三人でこの異空間に転移させられてしまった。
 私はここに飛ばされる前の一瞬しかその姿を見ていないが、この異形は間違えようもない。
 先程の深琴ちゃんの凌辱のときは触手のみで出てこなかった。
 時間差で本体が出現したのにはなにか理由があるのだろう。

「それにしてもお主の発情ぶり、我と出会わずとも色を知れば、男を漁るようになっていたのではないか?」

「ちがうもん。私はヤマトちゃんとだけしかしないもん」

「ほう」

 ナイトメアは気を失っているヤマトちゃんの方をチラリを見ると、面白そうに笑った。

「ならばその言が本当がどうか、我が試してやろう」

 そう言うと壁から触手が二本伸びてきて、私のおっぱいにギチリと巻き付いた。

「い、いやああああっ」

「まずは胸からだな」

 しばらくムニムニと私の胸を揉みしだいていた触手だったが、その先端を制服ボタンの隙間に割り込むと、上から下に引き裂いた。
 ビリィィィィィィィッ。

「きゃあああああっ」

 太い触手が素肌が露わになった私の乳房に何重にも巻き付く。
 そしてボンレスハムのようになったその先端を、太い触手から枝分かれした細い触手が責め立てる。
 強くギチイと潰すような動きではなく、先端をわずかに掠るくらいを前後に動く。

「先っちょをこりこりしないでぇ……」

 触手の動きが更にアグレッシブになっていく。

「いやあ、切ないよぉ」

 下手に強く押し付けられるより、先端を素早く刺激されたほうが気持ちいい。

「乳首がこんなにぃ……」

 キュウウウっと自分でも見たことも無いくらい赤く、大きく尖っている。

「あっ、ああっ、ああっ、ひんっ!!」

 コリッ、コスッコスッ!!、更に乳首を根本から上にひねり上げるように擦る。

「ひあっ!!、ふぁむっ!!、あっあっあっぁっ……!!ああっ、いやっ、ヒャンッ!!ああああっ、ビンビンにっ!!、アアアアッ、アッ!!アッアッアッアッアッアッァ!!ツァ、アアアアアアアアッ!!アッアアッアッアッアッ、アア――――――――――ッ!!」

 私はそのむず痒い快感についに上り詰めてしまった。

「あっっっっっっ!!イクゥッッッ――――――――――!!」

「ふふふ、強がりを言いながらすぐにイッてしまったではないか」

「ち、ちがう。あなたが私の体になにかしたんだよぅ」

「我は人間の生存本能としての生殖を増補する。しかしここまで直ぐに快楽を貪るのは今までの人間では無いことだ」

「嘘よっ、絶対に嘘」

「しかし、現に今イッてしまったのだろう?先刻まで絶頂をも知らなかった処女が」

「つッ!?」

「次は口を試すか」

「ゥグッっっっっ」

 更に壁から増えた太い触手が、口をめがけて飛んでくる。その先端はきのこ状で切り込みのような穴から乳白色の先走りがたれていた。
 私は口を一文字に閉じて精一杯の抵抗を示す。
 しかし、その唇の上を触手が何度もなぞると、粘液が滲み出てくる。
 それを口内で吸収すると頭の中が甘い毒で痺れてきて口元が緩む。

 スボオッ!!

 そうすると強引に太い男根状の触手がねじ込まれてくる。

「ぴちゃあっ、ふあぁっ、べシャア」

 口の中まで侵入を許してしまうと、もう耐えられなかった。
 まるでアイスクリームを舐めるように嬉しそうに吸い付いてしまう。

「あうっジュルっ、ペシャア、本当はだめなのに、なんで私……」

 顔を前後させて愛おしく舐めると、ビクビクと先端が膨らんでくる。

「んっんぶっ、ふむっふぐううううっ」

 ずぬっ、ズズズッ、ずぶっ、ずちゅ。

「ふぐうううううっ、うむっうぐっ」

 ず、ずっ、ずむっずぷずぷ。

「んぐっ、んんんんんっこひゅッ」

 どぷっ、どぷっ、ドピュウッ。
 口の中に生臭い液体が溢れ出る。

「ごくっ、ごくっ、ごくぅっ」

 喉の奥に無理やり熱い液体を流し込まれた。

「げえええええっ」

 あまりの水流の多さに飲みきれない分を吐き出してしまった。
 ビチャビチャと嘔吐したものが制服に掛かり、染みになっていく。

「お気に入りの制服だったのにぃ、もう、こんなになったらきれいにならないよぉ」

 自分がどうなるかもわからない、今は制服の心配などしている場合ではない事が分かっていたが熱くぼんやりとした頭はそんなバカバカしいことを考えて現実逃避をしていた。

「次は、こんなのはどうだ?」

 四肢にまとわりつく触手が私を空中に釣り上げた。
 ただでさえ大きく開かれた両足が、平行に近い角度まで広げられる。

「い、痛いっ、やめてぇ」

「一つの穴ずつ、我ら妖魔になじませて、気を吸収しやすくするのだ」

 鎌首を持ち上げた触手が、排泄の為にある穴へねじ込まれる。

「つっっっっっっっっっっっ――――――――――!!」

 元から大きなものを排出するその穴は思ったより痛みはなかった。
 しかし鈍い感触と本来出す為の器官に逆行して押し込まれる事により、異常な気持ち悪さを感じた。
 そのため、また吐きそうになる。

「気持ち悪い……、ぎもちばるいよぉ……」

 しかし、吐きそうになる口に別の触手が入り込み、蓋をされる。
 その触手には先端に繊毛のような更に細い触手が生えていて私の舌をこすっ、こすっと舐めあげる。

(舌がまるでクリトリスみたい……)

 与えられた快楽に吐き気がおさまる。
 しかし肛門に入り込んだ触手は直腸を通過して大腸に残る宿便をこそぎ落として進む。
 その気持ち悪さは続いている。

 ゴスッ、ゴス、ゴスッ!!、コポォ。

「ひうっ……、そんな……奥をごりごりしないでぇ」

 じゅぷっ、ぬぽっ、ズズッ。

「ひぁあああっ、あああっ」

 触手は更に前後の律動を激しくしていく。
 ズッ、ズヌゥッ、ズッ、ズッ、ズッ。

「あああっ、もうだめ、ダメダメダメッ……イクっ、イクイクゥッ、イッちゃうよぉっイッちゃ……」

 ドピュドピュ、ドボッドボドボッ。

「アあぁあぁぁああっ――――――――!!」

 直腸の奥にマグマのように熱いほとばしりが放たれた。
 絶頂による一気に上がった血圧で眼球の血管に大量の血液が流れ込み、それがピカピカと流星のような光を感じさせる。
 そして一気に視界が暗くなった。

 ズポッ、ボトボトッ……プシャー。

 触手が引き抜かれると、イッた事により緩んだ後ろの穴から白濁液に混じって糞便が撒き散らされた。

「ああああっ私、ヤマトちゃんの前でうんちしちゃってる……ひどいよぉ」

 意識を失っているとはいえ、好きな人の前で排泄行為をしてしまった……。そしてそれにほのかな快感を覚えてしまっている。
 もう、元には戻れない。

「ふふっ、それでは純血を我に捧げよ、それで身も心も我が傀儡となるのだ」

「ふぇっ!?」

「我が逸物で貫いてやろうかと思ったが、それでは最初のひと突きでものの役に立たなくなってしまうだろう。やはりこの異界の触手で穴を開け、その修正力で秘部のみを半妖の状態にすれば我が性器の太さに拡張される」

 絶頂の余韻より、最初はナイトメアの言っている言葉が耳を通り過ぎていった。しかし段々とその意味を理解するにつれ、冷水を浴びせられたように熱く濁っていた頭がはっきりしてきた。

「イヤあああああああああああっ!!、それだけはイアヤアアアアアアアアアアアッ!!」

 体を支える物とは別の2本の触手が伸びてきて、大陰唇をくぱあと広げる。
 そして中央に男性器に似た先端を持つ太めの触手が近づいて来た。
 男根触手はあざ笑うかのように、小陰唇周辺に円を描くように粘液をなすりつける。
 度重なる絶頂で、敏感になっていた私の秘部はビクビクと震え、膣口からは泉のように愛液が湧き出していた。

「その触手も我が逸物の異空間での同一存在。我がお主の初めての男に成る事に変わりはない」

 そう言うとナイトメアは男根触手を膣口に当てると、ズズッと前進させた。

「駄目駄目だめぇえええええええっ!! そこは好きな人のものなのおおおおおおおおおッ!!止めてええええええ……!!」

 私は半狂乱になって首を振りたくり、拒絶した。
 涙が溢れ出てきて辺りに飛び散った。

「許してください……!!、お願い、何でもしますから、処女だけは許して……」

「ほう、何でもと申したか」

「はい。なんでもしますからそれだけは許してください」

「ならば我が花嫁になれ・・・・そうすれば無理に処女を散らすような事はしない」

「え?」

 突然の申し出に面食らった。

「我(われ)が同調していた男、御影と言ったか……、あの男はお前を自分のモノにしたいという欲望を抱いていた。我もその影響が残っているらしい」

「でも花嫁なんて……」

 それも嫌だ。女の子として遠い未来に花嫁となった自分を想像したことはある。でも、その横にはいつもヤマトちゃんがいた。他の男の子では嫌だった。

「あまり時間はないぞ。ふむ。何か柔らかいものに当たったぞ」

「ひっ……!!いやぁっ」

 男根触手が柔らかいもの……処女膜にまでたどり着いたのだ。

「ほれほれ、もう少し進めば伸び切って破れるぞっ」

「痛い、だめえええええっ」

 ナイトメアはわざとゆっくり、虫の歩みで触手を進めている。
 弾力に富んだ処女膜は未だ破れる事に耐えているが、もう後数ミリ進めば貫いてしまう。
 処女か、花嫁か・・・、処女は散らされてしまえば終わりだ。
 妖魔と法的に結婚することはない。処女さえ守りきればヤマトちゃんとまたやり直せる。
 すでに汚されてしまっているのだ、口とお尻の穴で我慢してもらおう。
 私はそう、決意した。

「わ、わかりました。あなたの花嫁になります」

「ほう、そうか……だが、頼み方がなっていないようだなあ」

 ナイトメアがブンッと触手を振動させる。

「ヒグっ!! 素敵な旦那様。ナイトメア様。私をあなたのお嫁さんにしてください」

「そうか。了承した。数々の異空間を統べる邪神。その方々が立会人だ。今婚姻の儀式がなった」

「きゃああああああああああっ!!」

 ジュッ!!
 私の下腹部に複雑な文様の刻印ができていた。
 私は何と契約してしまったの?
 ズズッ。
 ナイトメアも少しだけ触手を引いてくれた。

「ふうっ」

 刻印は気になるが、これで処女だけは守られた。
 しかし、つかの間の平穏は次の瞬間打ち破られた。

「それではこれから、初夜の儀を行うっ!!」

「ふえ??」

 ナイトメアは高らかに宣言すると触手を再び膣奥に進めた。

「嘘、処女だけは許してくれるって約束したのにぃ……!!」

「我が約束したのは【無理に処女を散らすようなことはしない】だ。お互いに愛し合い婚姻を結んだのならば合意の上で【無理に】ではない」

「酷いよぉっ!!!……騙したの???」

「この異空間に囚われた時点でお主は我のモノ、望むと望まざるとにかかわらず花嫁となっていたのだ。儀式により婚姻を結んだものは初夜に処女を捧げるのは義務。そのようにお主の体は動く。もはや処女膜は伸び切っておる。最後の一突きは自分でやるのだ」

 婚姻の刻印が焼け付くような痛みを発すると、両足を拘束していた触手が少しだけ緩む。そして私の意志に反して体はゆっくりと腰を前に突き出した。

 ブツンッ――――――――!!

 処女膜の破れる音がした……。

「痛いっ!!痛いっ!!痛いっ!!痛いっ!!痛いっ!!痛いっ!!痛いっ!!痛いっ!!イダイぃィィ……イダイイダイイダイダイイダイイダイイダイダイイダイイダイイダイダイッ!!!いたッ……痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い……イタイよぉおおおおおおッ!!ほんとうに無理っ、無理無理無理無理無理無理無理無理無理ッ!!!抜いてええええっ!!許してええええっ!!グッ……ガッ……ガッ!!ダメダメダメダメッムリムリムリムリッ!!ヤダヤダヤダやだやだやだやだっ!!やああああああああああああっ!!イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイッ、イ・タ・イッ!!アガアアアアアアアアアアッ!!アッ、アッ、アッアッ、アッ、アッアッ、アッ、アッ、……アグッ!!ああああああ―――――――――――――――!!」

 まるで太陽を膣に突っ込まれたようだ。すでに破れた処女膜は痛みよりも灼熱の熱さを感じる。
 それでいて膣以外は痛みのせいか、凄く寒い。ガタガタと体が震え、脂汗が滴ってくる。

 じゅ、ジュプジュプジュプジュプッ!!

 男根触手は容赦なく私のアソコを突き、ガクガクとゆすり続けた。
 アヌスや口を突かれたときの様な快楽は今は無い。痛みのみだ。
 接合部からはジュブっ、プシュウと破瓜の血が絶え間なく吹き出て、地面へと垂れていた。

「アッ、ガッ、ガッ、イダッ・・・ガッ!!アッ、アッアッ……!!」

 普段の自分からは考えられない、獣の様なうめき声がでる。
 触手も執拗に出血をした処女膜を擦っている。

「痛い痛い痛い痛いっ」

 この痛みは罰なのだ。ヤマトちゃんにあげるはずだった処女を守れなかった罰。
 その罪悪感と痛みがごちゃまぜになり、何故か私の脳に痺れるような快感が生まれ始めていた。

「ヤマトちゃん……ごめんね……処女、あげられなくなっちゃった・・・ごめんなさい」

 未だ気を失ったままのヤマトちゃんの方を見て私は呟いた。
 痛みにより分泌をやめていた愛液が、いつの間にか膣の中に染み出し始めていた。
 それにより触手の動きがスムーズになり段々と盛り上がっていく。

 ジュプジュプ、プシュ…プシュ、ジュブ、ジュブジュブッ――――――!!

「ひやああああああああああっ!!」

 ジュプウッ、プシュユウウウうッ!!!
 ズタズタの処女膜に痛みを与えながら、触手による最初の射精が行われた。
 
「すごい……奥まで……、来ちゃってるよぉ……痛ッ!!」

 ものすごい白濁液の濁流に子宮も痛みを覚える。しかし、妖魔の精液が染み渡ったのか処女膜以外の痛みは直ぐに引いた。

「性器が半妖になり始めているな。しかし、処女膜の痛みが消えないのはなんだ?」

「そんなの…知らないよぉ。こんな、痛いのなんていらない」

「なるほど、破瓜の痛みに悦楽を感じ始めているな。その痛みから快楽を得るためにわざと肉体が治癒を拒んでいるのだ。わが新妻殿は大層な被虐体質の変態だったとは」

「嘘よっ!!!!そんなの、痛いだけで気持ちよくないっ」

「その割には血の量より愛液が多く出てきておるぞ」

「つッ―――――!!」

「それにしても予想以上の適応よ。これで我の本来の逸物を受け入れられるであろう」

 ナイトメアは腹まで反り返った馬の生殖器をつつーっとひと撫でした。

 ゴクッ。
 つばを飲み込む音がする。

(だめなのに、嫌なのに、目が離せない…私どうしちゃったの)

 自己破壊願望と、目覚め始めた被虐嗜好に膣がキュウキュウと収縮した。
 呼吸が苦しい。

(あんなのを入れられたら私どうにかなっちゃう)

 ナイトメアの逸物は私の太ももと同じぐらいの太さがある。

「いやあ、もうやめてぇ、ゆるひてぇ―――――」

「さあ、これからが本当の夫婦の契りだ」

「きゃあああああああああっ」

 ナイトメアはコポコポと未だ精液を垂れ流す膣口に手を突っ込むとガバリと左右に開いた。
 半ば人間のものではなくなっていた私のそこは、信じられないくらい大きく広がった。
 そこに、巨大なペニスが突きこまれる。

 ズポォオオオオッ―――――――!!

「キャアアアアアアアアッ!!痛いっ!!痛いっ痛いっ痛いっ痛いっ痛いっ痛いっ痛いっ!!、気持ちいいっ!!ぎもぢいいいいっ!!痛い……痛い痛い痛い痛いっ!!でも気持ちいいっ!!イグッ!!!イッちゃう!!!でも痛いッ、痛い痛い痛い。もう無理ぃ!!許してっ!!またイッちゃうっ!!でもイダイっ!!痛みでイッちゃううううっ!!キュウウウウウうっ!!」

 一度妖魔の精を受けたからだろうか?一突きで一気に絶頂を迎えてしまった。
 更にそのまま一回腰を打ち付けられるごとに性的な頂点を迎え、快楽に気絶する。しかし、その都度処女膜の痛みで現実に引き戻され、更にその痛みで被虐的な気持ちよさでイッてしまう。
 私はさながら絶頂の無限ループの様な状態になっていた。快楽も与え過ぎれば拷問のようなものだと身をもって知った。

(苦しいいっ。気持ち良すぎて苦しい。もう殺して・・・)

 私は通常の絶頂を超えて更に一段上の法悦を得ようとしていた。
 しかしそんな私に掛けられた声が、現実へと引き戻してくれた。

「す、水依―――――――っ!!」

 私はハッとすると声の方を向いた。
 ナイトメアも同じ方を見て腰の動きを止めた。

「ヤマトちゃん……目を覚ましたのっ!?」

 ヤマトちゃんがこちらを睨んでいる。まだ両手両足は壁にめり込んで拘束されたままだ。

「お前っ!!水依に何してやがるっ!!やめろっ!!」

「イヤアアアアアアアッ!!ヤマトちゃん見ないでえええええええええっ」

(終わった。ヤマトちゃんに見られた。妖魔とエッチして喜んでるところを)

「待ってろ水依ッ!!いま助けてやるからなっ!!」

「やだっもうやだよぉおおおお」

「くそっ。てめえ無理やり水依になんて事をっ」

「くっくっくっ。この女は自ら我の花嫁となったのだ……そうだよな」

「う、嘘だよな。水依っ」

「どうなのだ?」

 そう言いながらナイトメアは腰を浅く動かす。

 ズッズッ。

「あんっ♡」

 その甘い突きに先程の絶頂天国を思い出す。
(やだあッ……これッ。無くしたくないよぉ)

「ヤマトちゃん……ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさい。私は旦那様の花嫁になりました」

「そんなっ!!」

「ははははははは」

 ナイトメアの勝ち誇った笑い声が響く。
 そして腰の動きを再開した。

「ひゃうううううんっ♡!!痛いっ!!痛いっ痛いっ痛いっ痛いっ痛いっ痛いっ痛いっ!!、気持ちいいっ!!ごめんなさいっ、痛いっヤマトちゃんっごめんなさいっ!!ぎもぢいいいいっ!!痛い……痛い痛い痛い!!でも気持ちいいっ!!イグッ!!!イッちゃう!!!ヤマトちゃん許してっ!!またイッちゃうっ!!でもイダイっ!!痛みでイッちゃううううっ!!ヤマトちゃんごめんねっでも申し訳無さでイグウッううううう!!キャフウウウウウウうっ!!」

 ヤマトちゃんはしばらく呆然としていたが、その顔が徐々に憤怒に染まってゆく。

「くっそ。てめえだけは許さねええっ倭ッ!!」

 ヤマトちゃんの瞳が金色に輝くと、彼の体をオーラのようなものが包み始めた。

「むっいかんっ」

 ナイトメアが叫ぶと先端が鏃のようになった触手が高速でヤマトちゃんの心臓を貫いた。

「がっはっ」

 がくりとヤマトちゃんが前のめりに崩れ落ちる。
 コヒューコヒューと苦しそうな呼吸をしている。

「ヤマトちゃんっ!!!」

「心臓を潰されて即死しないとは……。やはり普通の退魔師ではなかったか・・・。だが先ほど感じた脅威はもう感じない。そこで死ぬまでこの女が犯されるのを見ているがいい」

「……」

 ヤマトちゃんはもう話すこともできないみたいだ。

「ヤマトちゃんが死んじゃうっ!!死んじゃうよぉっ!!アッアッアッ、き、気持ちいいっ。今はそんな事しているときじゃ……アッ、突かないでっ!!アアッイクっ!!イキッぱなしになる―――――――!!」

 ナイトメアは再び腰を動かし始めた。
 ヤマトちゃんが死にかけているというのに、妖魔の瘴気に侵された私の脳髄はすぐに焦りを塗りつぶして快楽を求めてしまう。
 それどころか浅ましい肉体はヤマトちゃんを死に追いやった罪悪感さえもスパイスに愛欲をむさぼる。

 そして私はついに先程の続き、絶頂が普通の状態になった上で更に一段上の絶頂にたどり着いた。

「ハア――――――――――ッ!!アハッ♡」

 異空間の景色が消え、辺り一面が真っ暗になった。
 その中で頭上に太陽のように輝く光が見える。
 そしてそこから一筋の光が地上へと落ちていた……。

 その光に沿うように私の体が浮かんでいく。
 すでに悲しみも何もない。
 ただ圧倒的な多幸感だけが感じられた。

 ―――これが、妖魔の絶頂……すごい――――

 幸福に満たされた闇がそこにあった。

 ぐるんと眼球が裏返り白目をむくと、私は意識を手放した。だからここからは私も知らない出来事だ
 私が大絶頂をしていた時、同時にヤマトちゃんも亡くなっていた。

「男の方は死んだか……、しかしこの水依という女、ここまでの精気を出せるとは退魔師の才があったようだな」

 私を抱きかかえながらナイトメアがひとりごちた。

「退魔師を半妖の器女に変えた場合、性的絶頂を与え続ければ永遠に気を提供してくれる。そこの赤髪の女とともにこれから我に力を与え続けるのだ」

 さらに意識を失ったままの私にそう、話しかける。
 
「そうすれば、我も大妖として名を連ねることができるというものだ。はははははっ、は―――――――――――――っはっはっはっ!!」

 私と深琴ちゃんの二人しか人間のいなくなった異空間に、ナイトメアの笑い声が響き渡っていた……。
 ……………。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――了